サバレンカがマッチ14連勝で3大会連続優勝に王手、クデルメトワは初のツアー決勝進出 [アブダビWTA女子オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)

2021年のWTAツアー開幕戦となる「アブダビWTA女子テニスオープン」(WTA500/アラブ首長国連邦・アブダビ/1月6~13日/賞金総額56万5530ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝が行われ、第4シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)とベロニカ・クデルメトワ(ロシア)が決勝に駒を進めた。

 サバレンカが第9シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-3 6-2で下し、クデルメトワは18歳のマルタ・コスチュク(ウクライナ)とのノーシード対決を7-6(8) 6-4で制した。

 2020年シーズンの最後を2大会連続優勝で締めくくった22歳のサバレンカは連勝を「14」まで伸ばし、キャリア9勝目に王手をかけた。過去のツアー決勝での戦績は、8勝4敗となっている。

 前のラウンドで第2シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を接戦の末に破っていた23歳のクデルメトワは、これ以前に至った4度のツアー準決勝ですべて敗れていた。ダブルスではドゥアン・インイン(中国)とペアを組み、2019年10月に武漢(WTAプレミア5/ハードコート)でタイトルを獲得した実績を持っている。

 決勝で対戦する両者の対戦成績は、1勝0敗でサバレンカがリード。ふたりは2015年3月にアンタルヤ(ITF10万ドル/ハードコート)の1回戦で初対戦しており、そのときはサバレンカが6-3 6-3で勝っている。(テニスマガジン)


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写真◎Getty Images

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