ボトムハーフの準決勝はクデルメトワとコスチュクのノーシード対決に [アブダビWTA女子オープン]

写真はマルタ・コスチュク(ウクライナ)(Getty Images)

2021年のWTAツアー開幕戦となる「アブダビWTA女子テニスオープン」(WTA500/アラブ首長国連邦・アブダビ/1月6~13日/賞金総額56万5530ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、18歳のマルタ・コスチュク(ウクライナ)がサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を0-6 6-1 6-4で倒し、WTAツアーで初のベスト4進出を果たした。試合時間は1時間57分。

 第1セットでアンフォーストエラーを1本しか犯さなかったソリベス トルモが6-0で先取して第2セットも第1ゲームをブレークしたが、そこから逆襲したコスチュクが6ゲームを連取して最終セットに持ち込んだ。ブレーク合戦となった第3セットはソリベス トルモが先にキープして4-3としたが、最後の3ゲームをコスチュクが連取して試合を締めくくった。

 14歳だった2017年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でジュニアの部のチャンピオンに輝いたコスチュクがツアーレベルの本戦でプレーするのはこれが14大会目で、これまでは2019年5月のストラスブール(WTAインターナショナル/クレーコート)でのベスト8が最高成績だった。

 この日最後の試合ではベロニカ・クデルメトワ(ロシア)が第2シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)との接戦を5-7 6-3 7-6(3)で制し、ボトムハーフの準決勝はコスチュクとのノーシード対決となった。スビトリーナとクデルメトワは2019年10月にモスクワ(WTAプレミア/室内ハードコート)の2回戦で初対戦しており、そのときもクデルメトワが接戦の末に勝っていた。

 トップハーフの準決勝は、第4シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と第9シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)のシード対決となった。早い時間帯の試合でサバレンカが第6シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)を6-4 4-6 6-3で、サカーリは第1シードのソフィア・ケニン(アメリカ)を2-6 6-2 6-0で倒して勝ち上がっていた。(テニスマガジン)


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写真◎Getty Images

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