元世界27位ロブソンが股関節に3度目の手術「長期的な健康を優先」
2018年6月にノッティンガム(WTAインターナショナル/グラスコート)のダブルスでプレーしたあと7月に股関節の手術に踏み切ったロブソンは、翌年2月に復帰したが3大会でプレーしただけで同年12月に再手術を受けていた。彼女は昨年12月にインスタグラムに動画を投稿し、1年以上ぶりにコートでボールを打つ姿を披露していた。
ロブソンはインスタグラムに松葉杖姿の写真を投稿して「27歳になった今年の誕生日に松葉杖をもらいました?」と報告し、「悲しいことに私は先週、股関節に3度目の手術を受けなければなりませんでした。トレーニングを続けたいと必死でしたが、傷みが酷くて手術を避けられませんでした。外科医や他の医師のアドバイスに従い、股関節の長期的な健康を優先するという結論に至りました」と経緯を説明した。
「テニスを続けられるかどうか定かではありませんが、これから数ヵ月の回復具合にかかっています。何よりも私の目標は、幸せで痛みのない生活を送ることです。ここまでのプロセス全体で精神的にかなり疲れていますが、私を導いてくれた理学療法士、家族、友人たちにとても感謝しています」
14歳だった2008年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でジュニアの部のチャンピオンに輝いた経歴を持つロブソンは、2012年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)と13年ウインブルドンで16強入りするなど世界ランク自己最高27位をマークし、2012年ロンドン五輪ではアンディ・マレー(イギリス)とのコンビでミックスダブルス銀メダルを獲得した。
最初の股関節手術を受ける前の2018年シーズンに日本のITF大会に参戦したロブソンは、3月の横浜(ITF2.5万ドル/ハードコート)のダブルスでタイトルを獲得していた。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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