元世界1位マレーがイタリアのチャレンジャー大会にエントリー

写真は2020年12月に行われた「バトル・オブ・ブリッツ・プレミアリーグ」でのアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)

新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したことを理由にオーストラリアン・オープン出場取り消しを余儀なくされたあと、アンディ・マレー(イギリス)が来月にイタリアで行われるATPツアーよりレベルの低いチャレンジャー大会にエントリーした。

 イタリアテニス連盟(FIT)は水曜日、マレーが2月15日からの週に開催されるイタリア・ピエモンテ州ビエッラの室内ハードコート大会の出場者リストに名を連ねていると明かした。同大会の賞金総額は、13万2280ユーロとなっている。

 オーストラリアン・オープン出場を予定していたマレーは、メルボルン行きのチャーター便に乗る直前に受けた検査で陽性と判定された。ここ数年に渡って股関節の問題に苦しめられてきたマレーは現在世界ランキングを123位まで落としており、テニス・オーストラリア(豪州テニス協会)から本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取っていた。

 2年前のオーストラリアン・オープン期間中の会見で涙を流しながら引退を示唆した33歳のマレーは、それから2度目の手術を受けてキャリアを延長させていた。

 彼が最後にチャレンジャー大会でプレーしたのは2019年8月、股関節の手術からふたたびシングルスへの復帰を目指す過程でスペイン・マヨルカの大会に出場したときだった。

 ビエッラの大会にはマレーのほか、世界54位のアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、74位のルカ・プイユ(フランス)、セバスチャン・コルダ(アメリカ)、アンドレアス・セッピ(イタリア)、地元のホープで18歳のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)らが出場を予定している。ダビドビッチ フォキナもマレーと同様、オーストラリアに向かう飛行機に乗る前の検査で陽性と判定されていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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