錦織は第2セットも競り負け、カレーニョ ブスタが初戦突破に王手 [オーストラリアン・オープン]

写真はパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、錦織圭(日清食品)が第15シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦。第1セットを7-5で先取したカレーニョ ブスタが第2セットも7-6(4)で奪い、初戦突破に王手をかけた。

 両者の過去の対戦成績は、1勝0敗で錦織がリード。2019年オーストラリアン・オープン4回戦で初対戦し、錦織が死闘の末に6-7(8) 4-6 7-6(4) 6-4 7-6(10-8)で勝っている。

 全豪に2年ぶり10回目の出場となる31歳の錦織は、過去4度(2012年、15~16年、19年)のベスト8がこれまでの最高成績。前回プレーした2019年は3試合のフルセットを乗り越えたあと、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)との準々決勝を第2セット途中でリタイアしていた。

 昨日まで開催されていた世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に日本代表のエースとしてプレーした錦織は、ダニール・メドベージェフ(ロシア)とディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に敗れて今大会を迎えている。

 アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスからのチャーター便でメルボルン入りした錦織は、同乗者に新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と判定された人物が出たため練習のための外出もできない完全隔離の検疫期間を過ごしていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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