大坂なおみが元世界4位ガルシアを61分で退け3回戦へ、最後は10本目のサービスエース [オーストラリアン・オープン]

写真は大坂なおみ(日清食品)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードの大坂なおみ(日清食品)がカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-2 6-3で退けベスト32に進出した。試合時間は1時間1分。

 全豪に6年連続出場となる大坂は、2019年の大会で前年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続くグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成して世界ナンバーワンの座に就いた。連覇に挑んだ昨年は、3回戦でコリ・ガウフ(アメリカ)に3-6 4-6で敗れていた。

 両者はシングルスの公式戦では今回が初対戦。27歳のガルシアは2017年秋に武漢(WTAプレミア5/ハードコート)と北京(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)を制するなどツアー通算7勝を挙げており、2018年9月には世界ランク自己最高4位をマークしていた。

 今大会での大坂は、センターコートの開幕試合だった1回戦でアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-1 6-2で破って勝ち上がっていた。

 2020年シーズンの大坂はパンデミックによる中断前の戦績が5勝3敗だったが、ツアー再開後のウェスタン&サザン・オープン(WTAプレミア5/ハードコート)で準優勝したあとUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で2年ぶりに女王の座に返り咲き、世界ランク3位で終えた。前哨戦のギップスランド・トロフィー(WTA500/ハードコート)では3試合に勝ったあと、準決勝を棄権して今大会に備えていた。

 大坂は3回戦で、第27シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と対戦する。ジャバーは2回戦で、ラッキールーザーで本戦入りしたアンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)を6-3 6-2で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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