大坂なおみがセンターコートの開幕試合に勝利、強豪相手の初戦を難なくクリア [オーストラリアン・オープン]

写真は大坂なおみ(日清食品)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第3シードの大坂なおみ(日清食品)がアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-1 6-2で下し、センターコートの開幕試合を勝利で飾った。試合時間は1時間8分。

 全豪に6年連続出場となる大坂は、2019年の大会で前年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続くグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成して世界ナンバーワンの座に就いた。連覇に挑んだ昨年は、3回戦でコリ・ガウフ(アメリカ)に3-6 4-6で敗れていた。

 世界ランク自己最高13位のパブリウチェンコワはグランドスラム大会で6度8強入り実績を持っており、昨年の大会では2年連続3度目の準々決勝進出を果たしていた。

 この結果で大坂は、パブリウチェンコワとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。初対戦だった2017年10月の香港(WTAインターナショナル/ハードコート)の準々決勝はパブリウチェンコワが6-3 6-3で、2019年9月の大阪(WTAプレミア/ハードコート)の決勝では大坂が6-2 6-3で勝っていた。

 2020年シーズンの大坂はパンデミックによる中断前の戦績が5勝3敗だったが、ツアー再開後のウェスタン&サザン・オープン(WTAプレミア5/ハードコート)で準優勝したあとUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で2年ぶりに女王の座に返り咲き、世界ランク3位で終えた。前哨戦のギップスランド・トロフィー(WTA500/ハードコート)では3試合に勝ったあと、準決勝を棄権して今大会に備えていた。

 大坂は2回戦で、カロリーヌ・ガルシア(フランス)とポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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