ティームがキリオスに2セットダウンから逆転勝ち、脇腹を痛めたジョコビッチは辛勝 [オーストラリアン・オープン]
全豪に8年連続出場となる27歳のティームは昨年の大会で初めて準々決勝を突破して決勝まで進出し、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に4-6 6-4 6-2 3-6 4-6で敗れてあと一歩のところでタイトルを逃していた。
2020年シーズンのティームは9月にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で悲願のグランドスラム初制覇を成し遂げ、11月の「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)での2年連続準優勝で終えていた。
ティームは次のラウンドで、第15シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が第2セット途中で棄権したため勝ち上がった第18シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。
そのほかの試合では第1シードのジョコビッチが第27シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を7-6(1) 6-4 3-6 4-6 6-2で、第14シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)がマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を7-6(2) 5-7 6-2 6-2で、第20シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は第11シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を7-5 7-5 6-3で下し、それぞれ16強入りを決めた。ジョコビッチとラオニッチは、4回戦で対戦する。
ジョコビッチは試合中に脇腹を痛めて窮地に立ったが、最終セットを制して辛くも生き延びた。(テニスマガジン)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
男子シングルス3回戦|主な試合結果
○1ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 7-6(1) 6-4 3-6 4-6 6-2 ●8テイラー・フリッツ(アメリカ)[27]
○16ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)[14] 7-6(2) 5-7 6-2 6-2 ●11マートン・フチョビッチ(ハンガリー)
○33ドミニク・ティーム(オーストリア)[3] 4-6 4-6 6-3 6-4 6-4 ●38ニック・キリオス(オーストラリア)
○56フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)[20] 7-5 7-5 6-3 ●49デニス・シャポバロフ(カナダ)[11]
写真◎Getty Images
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