カナダの若手対決はオジェ アリアシムに軍配、ラオニッチとともに4回戦へ [オーストラリアン・オープン]

写真はフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、3人中2人のカナダ人選手が勝ち上がった。ひとつはカナダ勢対決だったため、3人目は負けるしかなかったのである。

 マーガレット・コート・アリーナのナイトセッション第1試合のカナダ勢対決は、第20シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が第11シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を7-5 7-5 6-3で倒した。両者は過去にグランドスラム大会で2度対戦(2018年と19年のUSオープン)していたが、いずれも1歳年上のシャポバロフが勝っていた。

「彼は僕を2回ほどコテンパンにやっつけたんだ」と昨年のフラッシングメドウに続く2度目のグランドスラム大会16強入りを決めた20歳のオジェ アリアシムは話した。

 オジェ アリアシムは次のラウンドで、第8シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-3 6-3 6-3で倒す番狂わせを演じたアスラン・カラツェフ(ロシア)と対戦する。予選から勝ち上がってきた27歳のカラツェフは今回が初のグランドスラム大会本戦出場で、これまでにはトップ10選手と対戦したこともなかった選手だ。

 ふたりよりも経験豊富な第14シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)はマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を7-6(2) 5-7 6-2 6-2で下し、メルボルン・パークで8度目の4回戦進出を決めた。彼は2016年、全豪では自己最高となるベスト4進出を果たしている。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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