マッチポイント2本凌いだ大坂なおみがムグルッサとの元世界ナンバーワン対決を制し8強入り [オーストラリアン・オープン]
第3セット3-5でマッチポイントを2本凌いだ大坂は続くムグルッサのサービング・フォー・ザ・マッチでブレークバックに成功し、最後はラブゲームでブレークして両者一歩も譲らぬ熱戦を鮮やかに締めくくった。
全豪に6年連続出場となる大坂は、2019年の大会で前年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続くグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成して世界ナンバーワンの座に就いた。連覇に挑んだ昨年は、3回戦でコリ・ガウフ(アメリカ)に3-6 4-6で敗れていた。
両者は今回が初対戦。27歳のムグルッサは昨年の大会で最終的にソフィア・ケニン(アメリカ)に6-4 2-6 2-6で敗れたが、2017年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来で通算4度目となるグランドスラム決勝の舞台に帰ってきた。
今大会での大坂はセンターコートの開幕試合だった1回戦でアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-1 6-2で、2回戦で元世界ランク4位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-2 6-3で、3回戦では第27シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-3 6-2で破って16強入りを決めていた。
前哨戦のギップスランド・トロフィー(WTA500/ハードコート)に参戦した大坂は、3試合に勝ったあと準決勝を棄権して今大会に備えていた。
大坂はは準々決勝で、シェイ・スーウェイ(台湾)と対戦する。シェイは4回戦で、第19シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を6-4 6-2で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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