メドベージェフが4回戦の相手マクドナルドを高く評価「ロジャーのよう」 [オーストラリアン・オープン]

写真はマレーリバー・オープンでのマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の大会6日目は、男女シングルス3回戦と男女ダブルス2回戦などが行われた。

 第4シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)は次の対戦相手となる世界ランク192位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)について、かなり高く評価した。

 土曜日にこのところの連勝数を「17」に伸ばして5セットマッチでの戦績を1勝6敗としたあと、メドベージェフはまずUCLA時代の2016年に単複でNCAA(全米大学体育協会)テニス選手権のタイトルを獲得した実績を持つマクドナルドを「本当にトリッキーな相手」と呼んだ。

 それからその少しあとに彼は評価を別のレベルに押し上げ、マクドナルドは「ボールを早目にとらえ、ロジャーのようなスタイルでプレーする」と語ったのだ。

 そう、かのロジャー・フェデラー(スイス)である。

 この評価を伝えられとき、マクドナルドの表情はごく小さな笑みから最高に大きく顔一杯に広がるスマイルに変わった。

「ああ、それは恐らく僕が今までに言われた中で最高の賛辞だ」と25歳のマクドナルドはコメントした。

 彼は月曜日にキャリア2度目のグランドスラム大会4回戦を、メドベージェフを相手に戦うことになる。彼が初めてその舞台に立ったのは2018年ウインブルドンで、彼は2019年4月にATPランキング自己最高の57位に到達した。しかしその翌月にマクドナルドはフレンチ・オープンでハムストリングの腱をを損傷して手術を余儀なくされ、何週間も歩くことさえできない日々を過ごした。

「僕が潜り抜けたすべての出来事は、大きな目覚めだった。だから僕はここに戻ってこれて本当にうれしいよ」とマクドナルドは3回戦でロイド・ハリス(南アフリカ)とのノーシード対決を7-6(7) 6-1 6-4で制したあとに話した。(APライター◎ジャスティン・バーグマン/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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