上地結衣が連覇に王手、宿敵デ グロートとの決勝へ [オーストラリアン・オープン車いすの部]

写真は2020年オーストラリアン・オープンでの上地結衣(三井住友銀行)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の車いすの部の女子シングルス準決勝で、第2シードの上地結衣(三井住友銀行)がクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)を6-1 5-7 6-0で倒して大会連覇に王手をかけた。試合時間は1時間47分。

 全豪に8年連続出場となる26歳の上地は、3度目の決勝進出を果たした2017年に初タイトルを獲得。昨年は決勝でアニーク・ファンクォト(オランダ)を6-2 6-2で下し、3年ぶりの栄冠に輝いた。今大会の1回戦では、マカレナ・カブリラーナ(チリ)を6-0 6-1で破って勝ち上がっていた。

 上地は決勝で、第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)と対戦する。デ グロートは準決勝で、日本の大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)を6-2 6-4で下しての勝ち上がり。

 大谷とのペアでダブルスにも出場している上地は、第1シードのデ グロート/ファンクォトに対する初戦を控えている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。(テニスマガジン)

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撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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