大坂なおみが元女王を押しのけ決勝進出、グランドスラムの舞台でふたたびセレナに勝利 [オーストラリアン・オープン]
全豪に6年連続出場となる大坂は、2019年の大会で前年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続くグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成して世界ナンバーワンの座に就いた。連覇に挑んだ昨年は、3回戦でコリ・ガウフ(アメリカ)に3-6 4-6で敗れていた。
この結果で大坂は、セレナとの対戦成績を3勝1敗とした。2018年全米決勝は6-2 6-4で大坂に軍配が上がったが、次に対戦した2019年8月のトロント(WTAプレミア5/ハードコート)の準々決勝ではセレナが6-3 6-4で勝っていた。
今大会での大坂はセンターコートの開幕試合だった1回戦でアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-1 6-2で、2回戦で元世界ランク4位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-2 6-3で、3回戦で第27シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-3 6-2で、4回戦で第14シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を4-6 6-4 7-5で、準々決勝ではシェイ・スーウェイ(台湾)を6-2 6-2で破って4強入りを決めていた。
前哨戦のギップスランド・トロフィー(WTA500/ハードコート)に参戦した大坂は、3試合に勝ったあと準決勝を棄権して今大会に備えていた。
大坂は決勝で、第22シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)と第25シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)の勝者と対戦する。
セレナは今大会で、グランドスラム大会シングルス優勝回数でマーガレット・コート(オーストラリア)の持つ史上最多記録「24」に追いつくことを目指していた。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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