1955年全米選手権男子ダブルス優勝者、宮城淳氏が89歳で逝去

左から3人目が加茂公成氏、4人目が宮城淳氏(Getty Images)

公益財団法人日本テニス協会(JTA)の顧問でデビスカップ日本代表選手としてプレーし監督も務めた宮城淳(みやぎ・あつし)氏が、2月24日(水)に89歳で膀胱癌のために都内の介護施設にて逝去した。

 1931年10月19日生まれで東京都大田区出身の宮城氏は早稲田大学卒業後にゼネラル物産に勤務しながらテニス選手として活躍し、1955年全米選手権(現USオープン)では故加茂公成氏とのペアで臨んだ男子ダブルスで日本人ペアとして唯一のグランドスラム制覇を成し遂げた。

 宮城氏は全日本テニス選手権で3種目通算で9回(男子シングルス4回、男子ダブルス4回、混合ダブルス1回)の優勝を誇り、デビスカップ日本代表としては1952年から63年まで選手としてプレーしながら1962年と63年には監督も務めた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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