ナダルが前年優勝したアカプルコの大会を欠場「長い遠征は不可能」

写真は2020年アビエルト・メキシカーノ・テルセルで7年ぶり3度目の優勝を飾ったラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)

グランドスラム大会優勝歴20回のラファエル・ナダル(スペイン)が金曜日に自身のツイッターを更新し、3月15日からの週に開催されるATPツアー公式戦の「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/メキシコ・アカプルコ/ハードコート)を欠場すると発表した。

 同大会に過去5回出場して3度(2005年、13年、20年)タイトルを獲得しているナダルは、昨年の決勝でテイラー・フリッツ(アメリカ)を下してツアー通算85勝目を挙げていた。

 ナダルはツイッターに投稿したコメントの中で「アカプルコ2021に参加できなくなり大変申し訳ありません」と報告し、「現状では背中の状態が悪く、長い遠征は不可能です。僕は過去5度プレーしたアカプルコが大好きですが、今年は不可能になりました。上手くいけば、2022年にお会いしましょう!」と説明した。

 先週末に終了したオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に背中の問題を抱えながら出場したナダルは4試合を1セットも落とさず勝ち上がったが、準々決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)に2セットアップから逆転負けを喫していた。

 そのあとスペインに戻ってから医師の元を訪れたナダルは次の週はプレーしないほうがいいと助言され、木曜日にロッテルダムの大会への出場を取り消していた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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