全豪ジュニア優勝の2年後、タウソンが18歳でツアー初タイトルを獲得 [リヨン・オープン]

写真は2020年フレンチ・オープンでのクララ・タウソン(デンマーク)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「シジエム サンス・オープン・メトロポル ド リヨン」(WTA250/フランス・リヨン/3月1~7日/賞金総額23万5238ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、クララ・タウソン(デンマーク)がビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)との予選勝者同士の対決を6-4 6-1で制してWTAツアー初優勝を飾った。試合時間は1時間29分。

 予選勝者同士がツアー決勝で対戦したのは、ザリナ・ディアス(カザフスタン)が加藤未唯(ザイマックス)に勝ってタイトルを獲得した2017年9月の東京(WTAインターナショナル/ハードコート)以来だった。

 2019年全豪ジュニア優勝者で世界139位のタウソンはツアー大会の本戦でプレーしたのが3大会目で、今大会を迎えるまで2020年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の1回戦でジェニファー・ブレイディ(アメリカ)を倒したのが唯一の勝利だった。18歳のタウソンはこの活躍により、大会後に更新されるWTAランキングで初のトップ100入りを果たすことが確定した。

 この結果でタウソンは、ゴルビッチとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は今年1月にフジャイラ(W25/ハードコート)の決勝で初対戦しており、タウソンが6-0 4-6 6-3で勝っていた。

 今大会でのタウソンは予選2試合を勝ち抜いたあと、1回戦で第1シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-3 6-4で、2回戦でティメア・バボス(ハンガリー)を6-2 6-3で、準々決勝でカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-3 6-1で、準決勝では第7シードのパウラ・バドーサ(スペイン)を7-5 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 2017年4月に世界ランク自己最高51位をマークした28歳のゴルビッチは、2016年10月のリンツ(WTAインターナショナル/室内ハードコート)以来のツアー決勝でキャリア2勝目を目指していた。

 これに先立ちダブルス決勝も行われ、第1シードのヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)/アランチャ・ラス(オランダ)がユージェニー・ブシャール(カナダ)/オルガ・ダニロビッチ(セルビア)を3-6 7-5 [10-7]で倒してタイトルを獲得した。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles