スビトリーナ、クビトバら上位シード勢3人が初戦敗退 [ドバイ選手権]

写真はエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTA1000/アラブ首長国連邦・ドバイ/3月7~13日/賞金総額183万5490ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で番狂わせが多発し、第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が敗れ、第4シードのペトラ・クビトバ(チェコ)はケガを理由に試合途中で棄権した。

 この流れをリードしたのはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した2人のティーンエイジャーで、19歳のアナスタシア・ポタポワ(ロシア)が第11シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-4 6-3で、16歳のコリ・ガウフ(アメリカ)は第12シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を3-6 6-0 6-4で退けた。

 ガウフは次のラウンドで、第5シードのキキ・バーテンズ(オランダ)を6-1 6-4で倒す番狂わせを演じた予選勝者のテレザ・マルティンコバ(チェコ)と対戦する。

 ベテランのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)がこの大会で2度の優勝経験を持つスビトリーナに2-6 6-4 6-1で勝利をおさめ、土曜日のカタール・オープン決勝でガルビネ・ムグルッサ(スペイン)に勝って優勝したクビトバはジル・タイヒマン(スイス)に対する試合を2-6 4-3となった時点でリタイアした。

 クビトバはドーハの準決勝以来、内転筋の問題を抱えていたのだと明かした。


写真は試合中に治療を受けるペトラ・クビトバ(チェコ)(Getty Images)

 フレンチ・オープン優勝者で第8シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)はラッキールーザーの土居美咲(ミキハウス)を6-2 6-4で下し、アマンダ・アニシモワ(アメリカ)を6-4 6-2で破って勝ち上がった第9シードのムグルッサに対する3回戦に駒を進めた。

 この日初戦に臨んだそのほかのシード勢は第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)がアナスタシア・セバストワ(ラトビア)を6-3 6-7(5) 6-2で、第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がアリゼ・コルネ(フランス)を6-2 6-4で、第6シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)はベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-4 5-7 6-4で下してそれぞれ16強入りを決めた。

 そのほかの試合ではオンス・ジャバー(チュニジア)が第14シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)を7-6(6) 4-6 6-2で破ったほか、第10シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、第15シードのアネット・コンタベイト(エストニア)、ジェシカ・ペグラ(アメリカ)、カロリーヌ・ガルシア(フランス)、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 3回戦ではプリスコバがペグラと、サバレンカがコンタベイトと、ベンチッチがポタポワと、メルテンスがガルシアと、ジャバーがタイヒマンと、クズネツォワはクレイチコバと顔を合わせる。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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