カタール・オープン決勝敗退の2日後、ムグルッサが初戦に勝利 [ドバイ選手権]

写真はガルビネ・ムグルッサ(スペイン)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTA1000/アラブ首長国連邦・ドバイ/3月7~13日/賞金総額183万5490ドル/ハードコート)の女子シングルスス1回戦で、第9シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)がイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を6-3 7-5で下してカタール・オープン決勝での敗北から次の一歩を踏み出した。

 第1セットを先取したムグルッサは第2セットで2度のブレークダウンから巻き返し、最後の4ゲームを連取して試合を締めくくった。

 ドーハの決勝でペトラ・クビトバ(チェコ)にストレート負けした2日後、ムグルッサは早くもプレーすることになった。

「昨日到着したばかりだったからきつかったわ。だからとにかくファイティングスピリットを見せることが大事で、できるだけ早く適応しようとしていたの」とムグルッサはコメントした。

 ムグルッサは次のラウンドで、アナ・コニュ(クロアチア)を6-2 6-2で破って勝ち上がったアマンダ・アニシモワ(アメリカ)と対戦する。アニシモワは転んで足首を痛めたため、前週のカタール・オープンを棄権していた。

 第11シードのマディソン・キーズ(アメリカ)は自分のサービスゲームをすべてキープし、予選を勝ち上がってきたリャン・エンシュオ(台湾)を6-1 6-1で退けた。新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したためオーストラリアン・オープン欠場を余儀なくされたキーズにとって、これは今季の3試合目だった。

 第10シードのエリース・メルテンス(ベルギー)は51本のアンフォーストエラーと8本のダブルフォールトを犯したが、2時間半の試合でビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を4-6 6-2 6-4で振りきった。トモバは前週のリヨンで4強入りしたフィオナ・フェロ(フランス)が疲労を理由に棄権したため、ラッキールーザーとして本戦入りしていた。

 この日プレーしたそのほかのシード勢は第12シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、第14シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)、第15シードのアネット・コンタベイト(エストニア)が2回戦に駒を進めたが、第13シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)はクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)に6-7(2) 4-6で敗れた。

 ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)は第7シードで出場予定だったが、カタール・オープンで負傷した背中のケガを理由に欠場した。

 そのほかの試合ではカロリーヌ・ガルシア(フランス)がアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を3-6 6-2 6-4で倒したほか、ジェシカ・ペグラ(アメリカ)、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)、ジル・タイヒマン(スイス)、ソラナ・シルステア(ルーマニア)、ラッキールーザーの土居美咲(ミキハウス)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアナスタシア・ポタポワ(ロシア)、予選勝者のテレザ・マルティンコバ(チェコ)が初戦を突破した。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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