WTAツアー公式戦の「サポパン・オープン」（WTA250／メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ／3月8～13日／賞金総額23万5238ドル／ハードコート）の女子シングルス決勝で、第4シードのサラ・ソリベス トルモ（スペイン）がワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したユージェニー・ブシャール（カナダ）を6-2 7-5で下してツアー初優勝を飾った。試合時間は1時間55分。

　ダブルスでツアー2勝を挙げていた24歳のソリベス トルモは、シングルスでは過去2度のベスト4がこれまでの最高成績だった。

　この結果でソリベス トルモは、ブシャールとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2017年4月にモンテレイ（WTAインターナショナル／ハードコート）の決勝で初対戦し、ソリベス トルモが7-6(8) 6-3で勝っていた。

　今大会でのソリベス トルモは1回戦でグリート・ミネン（ベルギー）を6-7(4) 6-4 6-1で、2回戦で予選勝者のレオニー・キュング（スイス）を6-3 6-3で、準々決勝で予選勝者のアストラ・シャルマ（オーストラリア）を6-3 6-3で、準決勝では第2シードのマリー・ブーズコバ（チェコ）を6-3 7-6(3)で破って決勝進出を決めていた。

　2014年にウインブルドン（イギリス・ロンドン／グラスコート）で準優勝するなど世界ランク自己最高5位をマークした27歳のブシャールは、シングルスでは昨年9月のイスタンブール（WTAインターナショナル／クレーコート）以来の決勝でツアー2勝目を目指していた。

　これに先立ちダブルス決勝も行われ、第3シードのエレン・ペレス／アストラ・シャルマ（ともにオーストラリア）が第1シードのデザレー・クラブチェク（アメリカ）／ジュリアーナ・オルモス（メキシコ）を6-4 6-4で倒して同ペアでの初タイトルを獲得した。（テニスマガジン）