錦織がオペルカに逆転勝利で2回戦へ、ツォンガは途中棄権 [ドバイ選手権]

写真はベンチで治療を受けるジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/3月14~20日/賞金総額204万8855ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、錦織圭(日清食品)が1セットダウンから挽回してライリー・オペルカ(アメリカ)を3-6 6-3 6-4で競り勝った。一方で今季3大会目に臨んだジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)は、試合途中でリタイアした。

 錦織はこの日直面した唯一のブレークポイントを取られて第1セットを失ったが、その後はオペルカにチャンスを与えなかった。肘の手術と新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックのために2020年に4大会でしかプレーできなかった錦織は、調子を取り戻そうとしているところだ。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマレク・ジャジリ(チュニジア)と対戦したツォンガは、第1セット3-3の時点で試合続行を断念した。2020年にケガで苦しんだあと前週のマルセイユで2019年以来のマッチ勝利を手にしたツォンガにとって、さらなる躓きとなった。

 オーストラリアン・オープンで予選から準決勝に進出して世界を驚かせたアスラン・カラツェフ(ロシア)は第2セット0-2から挽回し、イゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)を6-4 6-4で退けた。

 そのほかの試合ではアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が日本の西岡良仁(ミキハウス)を6-4 7-6(4)で、ジェレミー・シャルディ(フランス)がアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)を6-3 3-6 6-4で、アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)はワイルドカード同士の対戦でデニス・ノバク(オーストリア)を7-6(3) 7-5で下し、それぞれ2回戦に駒を進めた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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