チチパスがイズナーに57分の快勝、ベスト8が出揃う [メキシコ・オープン]

写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/メキシコ・アカプルコ/3月15~20日/賞金総額120万4960ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がジョン・イズナー(アメリカ)を6-3 6-2で退けた。試合時間は57分。

 身長208cmでビッグサーバーのイズナーに対して3度のブレークに成功したチチパスは、自身のサービスゲームでは試合を通してわずか5ポイントしか落とさなかった。

 チチパスは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第7シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。

 2回戦に臨んだそのほかのシード勢は第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第5シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が8強入りを決めたが、第4シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と第6シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)は敗れた。

 キャメロン・ノリー(イギリス)がフォニーニを6-4 6-3で、ドミニク・コプファー(ドイツ)はラオニッチを6-4 6-2で下し、それぞれ番狂わせを演じた。

 前日に第3シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を倒す金星を挙げた19歳のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)はフランシス・ティアフォー(アメリカ)に2-6 6-3 7-6(1)で競り勝ち、予選からマッチ5連勝でベスト8進出を決めた。

 木曜日に行われる準々決勝ではズベレフがルードと、ディミトロフがムゼッティと、ノリーはコプファーと対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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