ハリスとカラツェフがシード撃破、決勝は勢いに乗る伏兵同士のツアー初優勝をかけた対決に [ドバイ選手権]

2021-03-20

ハリスとカラツェフがシード撃破、決勝は勢いに乗る伏兵同士のツアー初優勝をかけた対決に [ドバイ選手権]

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写真はアスラン・カラツェフ（ロシア）（Getty Images）

ATPツアー公式戦の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」（ATP500／アラブ首長国連邦・ドバイ／3月14～20日／賞金総額204万8855ドル／ハードコート）の男子シングルス準決勝で、ロイド・ハリス（南アフリカ）が第3シードのデニス・シャポバロフ（カナダ）に6-7(5) 6-4 7-6(6)で競り勝ち、番狂わせの進撃を継続させた。

　世界ランク81位のハリスはこの日直面した4つのブレークポイントのうち3本をセーブしてここ7日間で7度目の勝利をおさめ、同大会で予選から勝ち上がって決勝に進出した初のプレーヤーとなった。彼は決勝への過程で第1シードのドミニク・ティーム（オーストリア）を倒し、キャリア初の対トップ5に対する勝利を記録していた。

　初タイトルをつかむために、ハリスは土曜日の決勝でアスラン・カラツェフ（ロシア）を克服しなければならない。ワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したカラツェフはこの日の準決勝で第2シードのアンドレイ・ルブレフ（ロシア）との同胞対決を6-2 4-6 6-4で制し、ツアーレベルのシングルスで初の決勝進出を決めた。

　これはカラツェフにとって、この大会で4試合連続となるシード選手に対する勝利だった。

　カラツェフは初めてプレーしたグランドスラム大会本戦だった先月のオーストラリアン・オープンでいきなりベスト4に進出したあとランキングを一気に駆け上り、今や42位につけている。彼は今シーズンに入ってから、シングルスではノバク・ジョコビッチ（セルビア）とティームにしか負けていない。(C)AP（テニスマガジン）

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写真◎Getty Images

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