地元ロシア勢が席巻した大会でカサキナが早くも今季2勝目 [サンクトペテルブルク女子]
第1セットを6-3でカサキナが先取したあと、第2セット2-1となった時点でガスパリアンが試合続行を断念した。試合時間は55分。
23歳のカサキナがWTAツアーでチャンピオンに輝いたのは、2月のフィリップアイランド・トロフィー(WTA250/ハードコート)に続いて通算4度目となる。
両者は国際大会では今回が初対戦。2016年9月に世界ランク自己最高41位をマークしたガスパリアンは、過去2度のツアー決勝ではいずれも勝者となっていた。
今大会でのカサキナは1回戦で予選勝者のクララ・タウソン(デンマーク)を6-4 7-6(0)で、2回戦でアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を5-7 6-3 7-6(2)で、準々決勝で第2シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を1-6 6-1 6-2で、準決勝では第4シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)を1-6 6-0 6-2で破って決勝進出を決めていた。
準決勝進出者がすべてロシア人選手となったはWTAツアーでは史上初で、ロシア人対決の決勝は通算30回目だった。
これに先立ちダブルス決勝も行われ、第1シードのナディヤ・キッシャノック(ウクライナ)/ラルカ・オラル(ルーマニア)が第2シードのケイトリン・クリスチャン/サブリナ・サンタマリア(ともにアメリカ)とのトップ2シード対決を2-6 6-3 [10-8]で制してタイトルを獲得した。(テニスマガジン)

女子ダブルス優勝のナディヤ・キッシャノック(ウクライナ/左)とラルカ・オラル(ルーマニア)(Getty Images)
写真◎Getty Images
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