大会史上初めて地元ロシア勢7人が8強入り、WTAツアーでは1993年以来の出来事 [サンクトペテルブルク女子]
第8シードのカサキナがアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)に5-7 6-3 7-6(2)で競り勝ち、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したガスパリアンはカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を6-4 6-4 で下し、この日行われたシングルス4試合でのロシア人選手の全勝を実現した。
すでに3人が水曜日に勝ち上がりを決めていたため、ロシア勢は準々決勝に7人の選手を送り込むことになった。これは大会史上初のことで、WTAツアーによればひとつの国から7人の選手が同一大会の準々決勝に勝ち上がったのは1993年に開催されたアメリカ・カリフォルニア州オークランドの大会以来のこととなる。
木曜日に行われた他の2試合は、ロシア人対決だった。
世界ランク241位のアナスタシア・ガサノワ(ロシア)は相手よりランキングが196位低かったにも関わらず、第5シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)に1-6 7-6(8) 7-6(4)で逆転勝ちをおさめた。第2シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)は3時間近くの接戦を強いられたが、ワイルドカードのカミラ・ラヒモワ(ロシア)を7-5 3-6 7-6(5)で振りきった。
第1シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第4シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)、ワイルドカードを得て参戦したベラ・ズボナレワ(ロシア)は前日に2回戦を突破しており、8強入りした選手の中でロシア人でないのは予選勝者のジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)のみとなってる。
準々決勝ではアレクサンドロワがガスパリアンと、クデルメトワがカサキナと、クズネツォワがクリスティアンと、ズボナレワはガサノワと対戦する。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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