日本人対決は壮絶な幕切れに、土居の途中棄権で日比野が6大会ぶりの勝利 [MUSCヘルス女子オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでの日比野菜緒(ブラス)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「MUSCヘルス女子オープン」(WTA250/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/4月12~18日/賞金総額23万5238ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、日比野菜緒(ブラス)が土居美咲(ミキハウス)の途中棄権で6大会ぶりの勝ち星を挙げた。

 第5シードの土居は第1セットを5-7で落としたが第2セットを7-5で取り返し、第3セットでは5-2とリードしてマッチポイントを迎えていた。ピンチを凌いだ日比野はそこから挽回して決着はタイブレークに持ち込まれたが、ケイレンに苦しんだ土居が1ポイントを終えた時点で試合続行を断念した。試合時間は3時間9分。

 この結果で日比野は、土居との対戦成績を4勝2敗とした。前回の対戦は2019年9月の広島(WTAインターナショナル/ハードコート)の決勝で、日比野が6-3 6-2で勝っていた。

 日比野は2回戦で、クリスティ・アン(アメリカ)とフランチェスカ・ディ ロレンツォ(アメリカ)の勝者と対戦する。

 ふたりはペアを組んでダブルスに第3シードとして出場しており、初戦でナオミ・ブローディ(イギリス)/アストラ・シャルマ(オーストラリア)と対戦する予定になっている。

 今大会は1年のみのライセンスで今年のカレンダーに組み込まれ、前週のボルボ・カーズ・オープン(WTA500/クレーコート)と同じ会場で行われる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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