国際テニス連盟が東京オリンピック出場資格を決める世界ランクの締め切りを6月14日に変更

写真は左からリオデジャネイロ五輪テニス競技男子シングルス表彰式でのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、アンディ・マレー(イギリス)、錦織圭(日清食品)(Getty Images)

国際テニス連盟(ITF)は木曜日、東京オリンピックの出場資格を決める世界ランクの締め切りを6月7日から1週間遅らせることを理事会が承認したと発表した。

 フレンチ・オープンの日程が1週間遅れたため当初予定していた締め切り日を変更し、2021年6月14日付の世界ランキングがオリンピック出場権を得るのが誰になるかを決めるために使われることになる。

 フランステニス連盟(FFT)は国内で新型コロナウイルス(COVID-19)の新規感染者数がふたたび急増したため、フレンチ・オープン開幕日を5月23日から5月30日へと遅らせた。そのためシングルス決勝は、6月12日(女子)と13日(男子)に行われる予定となっている。

 各国が出場資格を持つどのプレーヤーがシングルスに出場して誰と誰がダブルスのペアを組むのかをITFに伝えたあと、完全なエントリーリストは6月末までに公表されることになる。ミックスダブルスのチームは、プレーヤーが日本に到着してから決められる。

 パンデミックのために延期された夏季オリンピックのテニス競技は7月24日から8月1日の日程で行われる予定で、男女シングルスが各64ドロー、男女ダブルスが各32ドロー、ミクスダブルスは16ドローとなっている。

 各国のメンバーは男女それぞれ6人までとなっており、シングルスは1ヵ国で各4人まで出場することができる。男女ダブルスおよびミックスダブルスに関しては、ひとつの国から2組以上参加することはできない。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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