ジョコビッチが地元の後輩キツマノビッチを下して準決勝進出 [セルビア・オープン]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「セルビア・オープン」(ATP250/セルビア・ベオグラード/4月19~25日/賞金総額71万1800ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がミオミル・キツマノビッチ(セルビア)との地元勢対決を6-1 6-3で制してベスト4に進出した。試合時間は1時間15分。

 2009年に始まったこの大会は13年に一度廃止されたが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックに伴うスケジュール変更によりブダペスト(ATP250/クレーコート)から移転する形で9年ぶりに開催されることになった。大会ディレクターはジョコビッチの弟であるジョルジェ・ジョコビッチ(セルビア)が務め、ジョコビッチが所有するテニスセンターが会場となっている。

 同大会の初開催から3年連続で出場したジョコビッチは、2009年と11年にタイトルを獲得していた。33歳のジョコビッチは前週のモンテカルロ(ATP1000)で今季のクレーコートシーズンを開始したが、3回戦でダニエル・エバンズ(イギリス)に4-6 5-7で敗れていた。

 ジョコビッチは次のラウンドで、予選勝者のジャンルカ・マジェル(イタリア)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第3シードのアスラン・カラツェフ(ロシア)と対戦する。ふたりは2月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の準決勝で対戦しており、ジョコビッチが6-3 6-4 6-2で勝っている。

 そのほかの試合では第2シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が第5シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)を6-4 6-4で、ラッキールーザーから勝ち上がってきた日本のダニエル太郎(エイブル)はフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)を4-6 6-1 7-5で下し、勝ち上がった両者の準決勝での対戦が決まった。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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