23本のブレークポイントを凌いだカラツェフが世界1位ジョコビッチを倒して決勝進出 [セルビア・オープン]
第1セットを落としたジョコビッチは第2セットも2-4とリードされながらも挽回して最終セットに持ち込んだが、試合を通して23本のブレークポイントを凌いだカラツェフに押しきられた。
この結果でカラツェフは、ジョコビッチとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の準決勝で対戦しており、ジョコビッチが6-3 6-4 6-2で勝っていた。
2009年に始まったこの大会は13年に一度廃止されたが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックに伴うスケジュール変更によりブダペスト(ATP250/クレーコート)から移転する形で9年ぶりに開催されることになった。大会ディレクターはジョコビッチの弟であるジョルジェ・ジョコビッチ(セルビア)が務め、ジョコビッチが所有するテニスセンターが会場となっている。
同大会の初開催から3年連続で出場したジョコビッチは、2009年と11年にタイトルを獲得していた。33歳のジョコビッチは前週のモンテカルロ(ATP1000)で今季のクレーコートシーズンを開始したが、3回戦でダニエル・エバンズ(イギリス)に4-6 5-7で敗れていた。
3月のドバイ(ATP500/ハードコート)に続くATPツアー2勝目を目指すカラツェフは決勝で、ラッキールーザーから勝ち上がってきた日本のダニエル太郎(エイブル)を6-1 6-7(5) 6-0で破って勝ち上がった第2シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。
ダブルスは決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した双子ペアのイバン・サバノフ/マテイ・サバノフ(ともにセルビア)がアリエル・ベハール(ウルグアイ)/ゴンサロ・エスコバル(エクアドル)を6-3 7-6(5)で下してツアー初タイトルを獲得した。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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