タイヒマンが第3セット1-5からスビトリーナに逆転勝利で2回戦へ [マドリッド・オープン]

写真はキャリア3度目の対トップ10勝利を挙げたジル・タイヒマン(スイス)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月29日~5月9日/賞金総額254万9105ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第4シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がジル・タイヒマン(スイス)に6-2 4-6 6-7(5)で敗れる番狂わせが起きた。試合時間は2時間33分。

 第3セットで1-5とリードされたタイヒマンは2-5から4本、5-6の場面でも2本のマッチポイントを凌ぎ、持ち込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして勝利をもぎ取った。

 クレーコートでツアー4勝を挙げているスビトリーナだがマドリッドではこれまでにマッチ3勝しか挙げることができておらず、7度目の出場で4回目の初戦敗退を喫した。

 キャリア3度目の対トップ10勝利を挙げたタイヒマンは次のラウンドで、 バーボラ・クレイチコバ(チェコ)を6-1 7-5で破って勝ち上がったワイルドカード(主催者推薦枠)のパウラ・バドーサ(スペイン)と対戦する。

 この日はスビトリーナ以外にもシード勢6人が初戦に臨み、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)、前回大会チャンピオンで第7シードのキキ・バーテンズ(オランダ)、第8シードのべリンダ・ベンチッチ(スイス)、第9シードのペトラ・クビトバ(チェコ)、ロラン・ギャロス女王で第14シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第15シードのジョハナ・コンタ(イギリス)が揃って2回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合ではオンス・ジャバー(チュニジア)、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、スローン・スティーブンス(アメリカ)、予選勝者のアナスタシア・セバストワ(ラトビア)らが初戦を突破した。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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