元ダブルス世界1位バーボラ・ストリコバが引退を表明

2021-05-05

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テニスマガジン編集部

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写真はダブルスのWTA世界ナンバーワン・トロフィーを受け取ったバーボラ・ストリコバ（チェコ）（Getty Images）

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元ダブルス世界ランク1位のバーボラ・ストリコバ（チェコ）が火曜日に自身のSNSを更新し、現役引退を表明した。

「今まで、テニスは私が知る唯一の世界でした。私はいつも、この素晴らしいスポーツに膨大な愛を抱いてきました。多くの苦しみ、涙、断念、汗と努力はあったけれど、すべての素晴らしい瞬間と勝利はそれだけの価値があるものでした」とストリコバは声明文の中でコメントした。

　35歳のストリコバはこれに先立ち、妊娠を発表していた。彼女は9月に出産を予定しており、そのあとに戻ってくる予定はない。

「私は決して、パンデミックの間にキャリアを終わらせるつもりはありませんでした。でも人生のある瞬間は計画できるものではなく、私は母としての自分の次の役割にすごくワクワクしています」と彼女は語った。

　ストリコバはツアー大会のシングルスで2勝、ダブルスでは31勝を挙げた。彼女は2019年ウインブルドンでピークに至り、シェイ・スーウェイ（台湾）とのペアで臨んだ女子ダブルスでグランドスラム初タイトルを獲得し、セレナ・ウイリアムズ（アメリカ）に敗れはしたがシングルスでもキャリア最高成績となる4強入りを果たした。

　シングルスでも世界ランク自己最高16位をマークしたストリコバは2016年リオデジャネイロ五輪でルーシー・サファロバ（チェコ）とペアを組み、女子ダブルスで銅メダルを獲得した。(C)AP（テニスマガジン）

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写真◎Getty Images

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