大坂なおみがローレウス世界スポーツ賞の年間最優秀女子選手賞を受賞、日本人初の快挙

写真はローレウス世界スポーツ賞の年間最優秀女子選手賞を受賞した大坂なおみ(日清食品)(写真提供◎Laureus PR事務局)

世界のスポーツにおいて各分野で活躍した個人および団体を選出して称える「ローレウス世界スポーツ賞」の受賞者が木曜日に発表され、年間最優秀女子選手賞にテニス選手の大坂なおみ(日清食品)が選出された。大坂は2019年に年間最優秀成長選手賞に選ばれたが、日本人が最優秀選手として表彰されるのは史上初となる。

 2020年シーズンの大坂は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる中断前の戦績が5勝3敗だったが、ツアー再開後のウェスタン&サザン・オープン(WTAプレミア5/ハードコート)で準優勝したあとUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で2年ぶりに女王の座に返り咲き、世界ランク3位で終えていた。

 また大坂は人種差別に抗議する意志を表明し、USオープンでは試合ごとに人種的差別行為の犠牲者となった人々の名前の入ったマスクを着用してコートに登場するなど「Black Lives Matter(黒人の命は大事だ:BLM)」の活動を支援したことも評価された。

 テニス界からは大坂のほかにもラファエル・ナダル(スペイン)が年間最優秀男子選手賞に選ばれ、ビリー ジーン・キング(アメリカ)は生涯功労賞を受賞した。(テニスマガジン)


ローレウス世界スポーツ賞の年間最優秀男子選手賞を受賞したラファエル・ナダル(スペイン)(写真提供◎Laureus PR事務局)


ローレウス世界スポーツ賞の生涯功労賞を受賞したビリー ジーン・キング(アメリカ)(写真提供◎Laureus PR事務局)

大坂なおみ受賞コメント

「私がロールモデルとするたくさんの先輩方がこの賞を受賞されるのを見てきました。今回、自分が受賞してみて、この賞の重みを感じています。受賞できたことを心からうれしく思っています。コートの上で私が行った活動について、声を上げることが大切だと思いました。私は自分に自信がなくて、周囲からどう思われているか心配になり、行動に移すのを何度もためらいました。でもその機会があるなら、行動することがとても大切だと思いました。今後の目標はできる限り多くの人をサポートし、できる限り多くの人に影響を与え、もっと影響力のあるよい人間でありたいと思っています」

ローレウス世界スポーツ賞2021|受賞者一覧:競技種目

ローレウス年間最優秀男子選手部門|ラファエル・ナダル(スペイン):テニス

ローレウス年間最優秀女子選手部門|大坂なおみ(日本/日清食品):テニス

ローレウス年間最優秀チーム部門|FCバイエルン・ミュンヘン:サッカー

ローレウス年間最優秀成長選手部門|パトリック・マホームズ(アメリカ/NFLカンザスシティ・チーフス所属):アメリカンフットボール

ローレウス年間最優秀復活選手部門|マックス・パロット(カナダ):スノーボード

ローレウス・スポーティング・インスピレーション部門|モハメド・サラー(エジプト/リヴァプールFC所属):サッカー

ローレウス年間最優秀アスリートアドボカシー部門|ルイス・ハミルトン(イギリス):フォーミュラ1

ローレウス・スポーティング・モーメント賞|クリス・ニキッチ(アメリカ):トライアスロン

ローレウス生涯功労賞|ビリー ジーン・キング(アメリカ):テニス

ローレウス・スポーツ・フォー・グッド賞|KICKFORMORE by KIKCFAIR(ドイツ):サッカー

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写真◎Getty Images

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