元優勝者2人を倒したジャン・ジェイソンが30歳にして初のATPツアー準決勝進出 [ニューヨーク・オープン]
ATPツアー公式戦の「ニューヨーク・オープン」(ATP250/アメリカ・ニューヨーク/2月10~16日/賞金総額80万4180ドル/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、ライリー・オペルカ(アメリカ)がジャン・ジェイソン(台湾)によって大会からはじき出された。元優勝者のケビン・アンダーソン(南アフリカ)とオペルカを倒したジャンは、30歳にしてキャリア初のATPツアー準決勝進出を果たした。
ジャンはこの日、第3シードのオペルカとの接戦を5-7 6-4 6-4で制した。彼は次のラウンドで、アンドレアス・セッピ(イタリア)と対戦する。セッピは第1セットを落として第2セットでもリードされていたが挽回し、勢いに乗ってジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を6-7(2) 6-4 6-1で振りきった。
昨年のジャンはツアーレベルの大会で2試合にしか勝てておらず、――それはこの大会で起きていた――今大会では予選を突破して本戦入りしていた。そして彼は本戦1回戦で、2018年優勝者のアンダーソンを倒す番狂わせを演じていた。
昨年の大会でツアー初タイトルを獲得していたオペルカは、勝ち残っていた中でもっともランキングの高い選手だった。
これで準決勝進出者の中でもっともシードが高いのは、第6シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)となった。20歳のキツマノビッチはこの日最初の試合で、第4シードのユーゴ・アンベール(フランス)に3-6 6-2 6-4で逆転勝ちした。彼は準決勝で、クォン・スンウ(韓国)に3-6 6-2 7-6(5)で競り勝った第8シードのカイル・エドマンド(イギリス)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)
※写真は昨年のオーストラリアン・オープンでのジャン・ジェイソン(台湾)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 08: Jason Jung of Taiwan plays a forehand in his match against Gian Marco Moroni of Italy during day one of Qualifying for the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 08, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Graham Denholm/Getty Images)
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