ムゼッティがコルダとの元ジュニア世界ナンバーワン対決を制して8強入り [リヨン・オープン]

写真はバルセロナ・オープンでのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「リヨン・オープン」(ATP250/フランス・リヨン/5月17~22日/賞金総額48万1270ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)が雨による中断を挟んでセバスチャン・コルダ(アメリカ)との元ジュニア世界ナンバーワン対決を6-3 1-6 6-4で制してベスト8進出を決めた。

 第3セットで先にリードを奪ったムゼッティは第7ゲームでブレークバックを許したが、4-4から最後の2ゲームを連取して2時間の試合を締めくくった。

 19歳のムゼッティは次のラウンドで、第4シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を7-6(4) 6-3で倒す番狂わせを演じて勝ち上がったアルヤズ・ベデネ(スロベニア)と対戦する。

 また第8シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)が予選勝者のカミル・マイクシャク(ポーランド)を7-6(4) 6-3で破って8強入りを決めたが、第4シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)とリシャール・ガスケ(フランス)の2回戦は翌日に延期となった。

 そのほかの試合では第6シードのヤニク・シンネル(イタリア)がアスラン・カラツェフ(ロシア)を0-6 6-3 6-4で、ラッキールーザーで本戦入りしたアルトゥール・リンダークネク(フランス)は予選勝者のミカエル・イーメル(スウェーデン)を6-3 6-7(4) 6-2で下し、それぞれ2回戦に駒を進めた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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