チチパスが19歳ムゼッティにフルセット勝利、1日2勝のノリーは今季2度目の決勝進出 [リヨン・オープン]

写真はイタリア国際でのステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「リヨン・オープン」(ATP250/フランス・リヨン/5月17~22日/賞金総額48万1270ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が19歳のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を4-6 6-3 6-0で倒して今季2勝目に王手をかけた。試合時間は1時間42分。

 この結果でチチパスは、ムゼッティとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は3月にアカプルコ(ATP500/ハードコート)の準決勝で初対戦しており、チチパスが6-1 6-3で勝っていた。

 4月にモンテカルロ(ATP1000/クレーコート)でマスターズ初制覇を果たしたチチパスは決勝で、この日2試合を勝ち抜いたキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは第3セット1-0から再開した準々決勝でラッキールーザーのアルトゥール・リンダークネク(フランス)を6-3 3-6 6-3で破ったあと、準決勝で第8シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-1 6-1で退けた。

 ノリーとチチパスは今回が初対戦となり、3週間前のエストリル(ATP250/クレーコート)に続く決勝に臨むノリーは3度目のチャンスでツアー初優勝を目指している。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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