クレイチコバがシルステアを下してシングルスでツアー初優勝 [ストラスブール国際]
元ダブルス世界ランク1位でグランドスラム大会でも3度栄冠に輝いている25歳のクレイチコバは、WTAツアーのシングルスでは2017年5月のニュルンベルク(WTAインターナショナル/クレーコート)以来2度目の決勝で初タイトルを獲得した。
この結果でクレイチコバは、シルステアとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。初対戦だった2017年のニュルンベルク準決勝はクレイチコバが6-4 4-6 6-0で、昨年12月のドバイ(W100/ハードコート)の準々決勝ではシルステアが7-6(5) 1-6 6-3で勝っていた。
今大会でのクレイチコバは1回戦をオセアン・ドダン(フランス)の途中棄権で勝ち上がったあと、2回戦で2016年優勝者のカロリーヌ・ガルシア(フランス)を3-6 6-2 6-1で、準々決勝で第3シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を7-6(4) 6-1で、準決勝では予選から快進撃で勝ち上がってきた世界ランク216位のユーレ・ニーマイヤー(ドイツ)を5-7 6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。
31歳のシルステアは1ヵ月前にイスタンブール(WTA250/クレーコート)で13シーズンぶりとなるキャリア2度目のツアー優勝を飾っており、今季2勝目を目指していた。
これに先立ちダブルス決勝も行われ、第1シードのアレクサ・グラーチ(チリ)/デザレー・クラブチェク(アメリカ)が二宮真琴(エディオン)/ヤン・ザオシャン(中国)を6-2 6-3で下してコンビ4勝目を挙げた。
この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりたフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の開幕日が1週間遅れたため、空いた週を埋めるために時期をずらして開催されることになった。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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