シナーがマッチポイントを凌いで初戦負けを回避「テニスはクレイジーなスポーツ」 [フレンチ・オープン]

写真はヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、昨年のロラン・ギャロスで8強入りしたライジングスターのヤニク・シナー(イタリア)は非常に苦しい時間を過ごすことになった。彼はスザンヌ・ランラン・コートの第1試合で、マッチポイントを凌いだ末にピエール ユーグ・エルベール(フランス)を6-1 4-6 6-7(4) 7-5 6-4で振りきった。

 第18シードのシナーはエルベールに対し、ショッキングな初戦敗退寸前まで追い詰めらた。しかしエルベールはチャンスをものにすることができず、第4セット5-4のシナーのサービスゲームで30-40からショットを打ち損なってサイドアウトしてしまった。

 結果的にそれがターニングポイントとなり、シナーはそのゲームを何とかキープしてそのセットを取ることに成功した。エルベールはバックハンドボレーをミスして最終セットの早い段階でブレークを許し、そのあとはシナーが深いストロークで優位に立った。

 ふたりの対戦はこれが2度目で、前回の試合ではシナーが3セットマッチで4ゲームしか落としていなかった。しかしダブルスで大きな成功をおさめた選手であるエルベールは頻繁にネットプレーを仕掛け、アグレッシブなアプローチを見せて試合のかなり長い時間帯で相手を後手に回らせることに成功したため試合はずっと競った展開となった。

「テニスはクレイジーなスポーツだ。最終的には流れが僕に有利な方向に進んで本当によかったよ」と勝ってほっとした様子のシナーは振り返った。

 シナーは次のラウンドで、ラッキールーザーで本戦入りしたペーター・ゴヨブチック(ドイツ)を6-2 3-6 6-4 7-5で破って勝ち上がった同胞のジャンルカ・マーゲル(イタリア)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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