5度目の挑戦でメドベージェフがついにロラン・ギャロス初勝利「ハードコートのようにプレーできる」 [フレンチ・オープン]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を6-3 6-3 7-5で下して大会初勝利を挙げた。

 ロラン・ギャロスに5年連続出場となる25歳のメドベージェフは、昨年まで未勝利ですべて初戦敗退に終わっていた。

 球足の遅いサーフェスで苦労することが多かった世界ランク2位のメドベージェフはクレーコートでの戦績が12勝10敗で、ハードコートのほうを得意としている。彼はハードコートでは148勝59敗と結果を残しており、ここまで手にした10タイトルのすべてを速いコートで行われた大会で獲得してきた。

 試合後のオンコートインタビューでメドベージェフは、パリで使われているボールが自分のテニスによく合っていると感じていると観客たちに語った。

「ここに到着してから体調がとてもいいんだ。ほとんどハードコートと同じようにプレーすることができるよ。何かビッグなことをやってのけられるといいね」と彼はコメントした。

 グランドスラム大会で2度準優勝した実績を持つメドベージェフは、エフゲニー・カフェルニコフ(ロシア)とマラト・サフィン(ロシア)に次いで四大大会で優勝した3人目のロシア人になることを目指している。

 メドベージェフは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したクリストファー・オコネル(オーストラリア)を6-2 6-4 4-6 4-6 10-8で破って勝ち上がったトミー・ポール(アメリカ)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles