ガウフがシード選手としてのグランドスラム初戦に勝利、大病克服のスアレス ナバロは復帰戦を飾れず [フレンチ・オープン]

写真はコリ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第24シードのコリ・ガウフ(アメリカ)が予選を勝ち上がってきたアレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)を7-6(11) 6-4で退けた。試合時間は2時間7分。

 ロラン・ギャロスに3年連続出場となる17歳のガウフは、2018年にジュニアの部でプレーした2018年にチャンピオンに輝いていた。秋に開催された昨年の大会で本戦デビューしたガウフは初戦を勝ち上がったあと、2回戦でマルチナ・トレビザン(イタリア)に6-4 2-6 5-7で敗れていた。

 2週間前のパルマ(WTA205)でクレーコートでの初タイトルを獲得したガウフは世界ランクを25位まで上げ、今回はグランドスラム大会で初めてシード選手として臨んでいる。

 ガウフは次のラウンドで、シェイ・スーウェイ(台湾)とのアジア勢対決を2-6 6-4 7-5で制して勝ち上がったワン・チャン(中国)と対戦する。

 またホジキンリンパ腫の大病を克服したカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)はスローン・スティーブンス(アメリカ)に6-3 6-7(4) 4-6で競り負け、昨年2月以来の復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。

 そのほかの試合では第9シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、第18シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)、第30シードのアネット・コンタベイト(エストニア)、第32シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、マグダ・リネッテ(ポーランド)、クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)、予選勝者のバルバラ・レプチェンコ(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

女子シングルス1回戦|主な試合結果

○3マグダ・リネッテ(ポーランド)6-3 6-3 ●4クロエ・パケ(フランス)[WC]

○9コリ・ガウフ(アメリカ)[24] 7-6(11) 6-4 ●10アレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)[Q]

○11ワン・チャン(中国)2-6 6-4 7-5 ●12シェイ・スーウェイ(台湾)

○17カロリーナ・プリスコバ(チェコ)[9] 7-5 6-4 ●18ドナ・ベキッチ(クロアチア)

○20スローン・スティーブンス(アメリカ)3-6 7-6(4) 6-4 ●19カルラ・スアレス ナバロ(スペイン)

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○21バルバラ・レプチェンコ(アメリカ)[Q] 6-3 6-3 ●22ジャン・シューアイ(中国)

○24カロリーナ・ムチョバ(チェコ)[18] 1-6 6-3 6-4 ●23アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)

○25エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[32] 6-3 6-1 ●26ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)

○57アネット・コンタベイト(エストニア)[30] 6-7(4) 7-6(5) 6-0 ●58ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)

○60クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)6-4 6-0 ●59アンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)[Q]

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写真◎Getty Images

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