土居に勝ったカサキナが第10シードを倒して3回戦へ [フレンチ・オープン]

写真はダリア・カサキナ(ロシア)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、ダリア・カサキナ(ロシア)が第10シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-2 6-2で下してベスト32に進出した。試合時間は1時間16分。

 ロラン・ギャロスに6年連続出場となる24歳のカサキナは、2018年にグランドスラム大会で初の8強入り。秋に開催された昨年は、2回戦でアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に6-7(6) 0-6で敗れていた。カサキナは2014年大会で、ジュニアの部に参戦してタイトルを獲得していた。

 2月のフィリップアイランド・トロフィー(WTA250/ハードコート)と3月のサンクトペテルブルク(WTA500/室内ハードコート)でタイトルを獲得したカサキナは、1回戦で日本の土居美咲(ミキハウス)を6-3 5-7 6-3で倒して勝ち上がっていた。

 カサキナは次のラウンドで、マルチナ・トレビザン(イタリア)を6-4 3-6 6-4で破って勝ち上がったソラナ・シルステア(ルーマニア)と対戦する。

 そのほかの試合では第20シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)、ポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)、タマラ・ジダンセク(スロベニア)、アナ・ボグダン(ルーマニア)、エレナ・ベスニナ(ロシア)が3回戦に駒を進めた。ボグダンは第2シードの大坂なおみ(日清食品)が強い不安感のため、ベスニナは第11シードのペトラ・クビトバ(チェコ)が足首を痛めたため棄権したため、それぞれ不戦勝で勝ち上がった。

 第29シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)はシニアコバに6-7(7) 7-5 5-7で競り負け、2回戦でシードダウンを喫した。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

女子シングルス2回戦|主な試合結果

○77エレナ・ベスニナ(ロシア)不戦勝 ●80ペトラ・クビトバ(チェコ)[11]

○98タマラ・ジダンセク(スロベニア)6-4 6-1 ●99マディソン・ブレングル(アメリカ)

○102カテリーナ・シニアコバ(チェコ)7-6(7) 5-7 7-5 ●104ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)[29]

○106ソラナ・シルステア(ルーマニア)6-4 3-6 6-4 ●108マルチナ・トレビザン(イタリア)

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○109ダリア・カサキナ(ロシア)6-2 6-2 ●112ベリンダ・ベンチッチ(スイス)[10]

○114ポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)7-5 6-4 ●116カロリーヌ・ガルシア(フランス)

○120マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)[20] 6-1 6-3 ●118アルモニー・タン(フランス)[WC]

○126アナ・ボグダン(ルーマニア)不戦勝 ●128大坂なおみ(日本/日清食品)[2]

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写真◎Getty Images

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