低迷脱出!? 2017年USオープン女王スティーブンスが2年半ぶりにトップ10撃破 [フレンチ・オープン]

写真はスローン・スティーブンス(アメリカ)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の大会4日目は、トップハーフ(ドローの上半分)の男女シングルス2回戦各16試合などが行われた。

 2017年USオープン優勝者のスローン・スティーブンス(アメリカ)が2年半ぶりにトップ10選手を倒したが、その相手は前回と同じプレーヤーだった。

 調子を取り戻しつつあるスティーブンスは持ち前のディフェンス的スキルを駆使し、世界ランク10位で第9シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)のパワーを封じて7-5 6-1で勝利をおさめた。

 これ以前にスティーブンスがトップ10プレーヤーを倒したのは、2018年10月にシンガポールで開催されたWTAファイナルズでのプリスコバに対する試合だった。

 現在59位と2017年以来となるトップ50圏外にランキングを落としたスティーブンスだが、彼女は常にクレーコートでは危険な選手だ。彼女は2018年フレンチ・オープン準優勝者で、2019年にもベスト8に進出した実績を持っている。

 スティーブンスは次のラウンドで、予選勝者のバルバラ・レプチェンコ(アメリカ)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第18シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)と対戦する。(APライター◎スティーブン・ワイン/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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