フォニーニが八つ当たりで叩いたラケットのストリングで拳から出血「僕が負けたのは当然の結果」 [フレンチ・オープン]

写真はファビオ・フォニーニ(イタリア)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の大会6日目は、ボトムハーフ(ドローの下半分)の男女シングルス3回戦各8試合などが行われた。

 第27シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)はフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)に4-6 1-6 3-6で敗れた男子シングルス3回戦で、自らの癇癪のためにケガをした。

 第1セットを落としたフォニーニは第2セットの序盤にフラストレーションから何度もラケットのストリングを拳で叩き、利き腕である右手から出血したためトレーナーを呼んで治療を受ける必要に迫られた。

 それは第1セットで彼が罵詈雑言を吐き、それに対して主審から警告されたあとの出来事だった。

「今日の僕はお粗末なプレーをし、彼はいいプレーをしていた。僕が負けたのは当然の結果だよ」とフォニーニはコメントした。

 第23シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)もまた、水曜日に似たようなケースの犠牲者となっていた。彼は日本の錦織圭(日清食品)に5セットで敗れた2回戦で自分に腹を立ててラケットストリングを叩き、右手の中指をケガしてしまったのだ。

 グランドスラム大会に27度目の挑戦にして初めて16強入りしたデルボニスは次のラウンドで、第15シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)との4時間半を超える死闘を7-6(3) 2-6 7-6(6) 0-6 7-5で制して勝ち上がったアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。(APライター◎ジェローム・パグマイア&アンドリュー・ダンプ/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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