フォニーニが暴言により失格処分、本人は濡れ衣を主張「調査してもらうつもり」 [バルセロナ・オープン]

写真は失格処分を受けてコートをあとにするファビオ・フォニーニ(イタリア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(ATP500/スペイン・バルセロナ/4月19~25日/賞金総額170万2800ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第9シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)が暴言を吐いたと見なされたために失格処分を受けた。

 線審が主審にフォニーニが汚い言葉を使ったと報告したため、フォニーニは予選勝者のベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)に0-6 4-4でリードされていた場面で失格の宣告を受けた。

 嫌疑をかけられた悪行を否定したフォニーニはコートから去る際に憤りを抑えきれず、ラケットをネットポストに打ちつけて破壊してしまった。

「何が起こったのか訳が分からないよ。この件については調査してもらうつもりだ。僕はやっていないことの代償を払わされてしまったんだからね」とフォニーニはスペインのメディアに語った。

 思わぬ形で16強入りを決めたサパタ ミラージェスは次のラウンドで、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を6-4 6-0で破って勝ち上がった第23シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦する。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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