ジダンセクがシルステアとのノーシード対決を制してベスト8進出一番乗り [フレンチ・オープン]

写真は勝利を決めた瞬間のタマラ・ジダンセク(スロベニア)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、タマラ・ジダンセク(スロベニア)がソラナ・シルステア(ルーマニア)とのノーシード対決を7-6(4) 6-1で制してベスト8進出一番乗りを決めた。試合時間は1時間26分。

 ロラン・ギャロスに3年連続出場となる23歳のジダンセクは、今年の大会までシングルスではシード勢に阻まれ未勝利だった。秋に開催された昨年は、1回戦でガルビネ・ムグルッサ(スペイン)に5-7 6-4 6-8で敗れていた。

 シングルスでのジダンセクはツアーでタイトルを獲得したことがなく、グランドスラム大会では3度の2回戦進出がこれまでの最高成績だった。

 両者は今回が初対戦。4月にイスタンブール(WTA250/クレーコート)で13シーズンぶりとなるキャリア2度目のツアー優勝を飾った31歳のシルステアは、全仏で3度目の3回戦を初めて突破し2017年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来となるグランドスラム大会自己最高成績をマークした。

 今大会でのジダンセクは1回戦で第6シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)に6-7(1) 7-6(2) 9-7で競り勝ち大会初勝利を挙げると、2回戦でマディソン・ブレングル(アメリカ)を6-4 6-1で、3回戦ではカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を0-6 7-6(5) 6-2で破って16強入りを決めていた。

 ジダンセクは次のラウンドで、第20シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)と第33シードのパウラ・バドーサ(スペイン)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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