クレイチコバが昨年敗れた4回戦を突破しグランドスラム大会シングルスで初のベスト8進出 [フレンチ・オープン]

写真はバーボラ・クレイチコバ(チェコ)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)がスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-2 6-0で下してベスト8進出を果たした。試合時間は1時間7分。

 グランドスラム大会のシングルス本戦に4度目の出場となる25歳のクレイチコバは、2018年にカテリーナ・シニアコバ(チェコ)とのダブルスでタイトルを獲得。秋に開催された昨年の大会では4回戦でナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)に6-2 2-6 3-6で敗れたが、四大大会シングルスでの最高成績をマークしていた。

 大会前週に行われたストラスブール(WTA250/クレーコート)でツアー初優勝を飾ったクレイチコバは、世界ランク自己最高の33位で今大会を迎えている。

 両者は今回が初対戦。2017年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でグランドスラム初制覇を果たした28歳のスティーブンスは、全仏でも2019年に準優勝した実績を持っている。

 今大会でのクレイチコバは1回戦でクリスティーナ・プリスコバ(チェコ)を5-7 6-4 6-2で、2回戦で第32シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-2 6-3で、3回戦では第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-3 6-2で破って16強入りを決めていた。

 クレイチコバは次のラウンドで、第24シードのコリ・ガウフ(アメリカ)と第25シードのオンス・ジャバー(チュニジア)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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