プレーオフの組み合わせが決定、日本はホームでウクライナと対戦 [フェドカップ]

女子テニスの国別対抗戦「フェドカップ by BNPパリバ ファイナルズ」のプレーオフの組み合わせ抽選が行われ、日本はウクライナとホームで対戦することが決まった。会場は未定。試合は4月17日(金)と18日(土)の2日間で行われる予定となっている。

 日本は2月7日(金)と8日(土)に開催された予選ラウンド(スペイン・ムルシア/クレーコート)で、スペインに1勝3敗で敗退。ウクライナはヨーロッパ・アフリカ地区グループⅠ(2月5~8日/エストニア・タリン/室内ハードコート)のプールAを負けなしで首位通過し、昇格プレーオフでエストニア(プールB・2位)を2勝1敗で破ってプレーオフ進出を決めていた。

 ウクライナと日本は、今回が初対戦となる。

 フェド杯は男子のデビスカップ(デ杯)と同様に、ITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦。今年から採用される新フォーマットは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

 前年フェドカップ決勝進出のオーストラリアとフランス、開催国ハンガリー、チェコ(過去の実績が評価されワイルドカード獲得)の4ヵ国はすでに4月にハンガリー・ブダペストで開催されるファイナルズへの出場権を得ており、予選ラウンドを勝ち上がった8ヵ国を加えた12チームで優勝を争う。

 16ヵ国がホーム&アウェー方式で争うプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した8ヵ国が翌年の予選ラウンド出場権を獲得し、敗れた8ヵ国はグループⅠに降格する。

2020フェドカップ by BNPパリバ ファイナルズ|トーナメント表

※左が開催国、世界ランクは2月10日付

プレーオフ組み合わせ|4月17、18日

ポーランド vs ブラジル

メキシコ vs イギリス

セルビア vs カナダ

ラトビア vs アジア・オセアニア地区からの昇格国(※開催地未定)

日本 vs ウクライナ

ルーマニア vs イタリア

アルゼンチン vs カザフスタン

オランダ vs アジア・オセアニア地区からの昇格国(※開催地未定)

予選ラウンドでの日本代表メンバー

大坂なおみ(日清食品):シングルス10位/ダブルス--位
土居美咲(ミキハウス):シングルス86位/ダブルス88位
奈良くるみ(安藤証券):シングルス139位/ダブルス673位
柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス):シングルス499位/ダブルス29位
青山修子(近藤乳業):シングルス737位/ダブルス24位

監督◎土橋登志久

ヨーロッパ・アフリカ地区グループⅠでのウクライナ代表メンバー

エリナ・スビトリーナ:シングルス4位/ダブルス1215位
デヤナ・イエストレムスカ:シングルス26位/ダブルス87位
カタリナ・ザワツカ:シングルス103位/ダブルス1364位
レシヤ・ツレンコ:シングルス129位/ダブルス137位
マルタ・コスチュク:シングルス168位/ダブルス709位

監督◎ミカエル・フィリマ

※写真は予選ラウンドでの日本代表チーム(左から青山修子、奈良くるみ、柴原瑛菜、大坂なおみ、土居美咲)
CARTAGENA, SPAIN - FEBRUARY 08: (From L to R) Japanese players Shuko Aoyama, Kurumi Nara, Ena Shibahara, Naomi Osaka and Misaki Doi pose for a picture during day 2 of the Fed Cup BNP Paribas World Cup qualifiers first round at Centro de Tenis La Manga on February 08, 2020 in Cartagena, Spain. (Photo by Gonzalo Arroyo Moreno/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles