「あの中断は正直きつかった」準々決勝でジョコビッチに敗れたベレッティーニ [フレンチ・オープン]

不服そうな表情で一時引き揚げるマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6 2-6 7-6(5) 5-7で敗退した第9シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が物議を醸した中断を振り返った。

「自分が本当に思っていることは、ここでは話さないよ。でも、あの中断は残念であり、自分にとってはマイナスだった。しかし、僕ら選手よりも重大なことなので受け入れるしかない。僕らが変えられる問題ではなく、うまく対処するしかない」

 だが、中断が自分にはマイナスに働いた。

「このコロナと悪い状況を考えれば、また昨年の大会に比べればまだましなこと。でも、あのタイミングで自分のプレーは調子がよかったので、中断したくなかった。でも受け入れるしかなかった。あのときは疲れもなかったから休憩は必要なく、コートに戻ったときはあまりいい状態ではなかった。でも、テニス選手はすべてのことにうまく対処しなければいけないものとよく言われている。次回あのような状況になったら、もっとうまく対処したい」

  今大会、イタリア人選手が3人ベスト16に残ったのは初の快挙だった。

 「凄く誇りに思う。素晴らしいチームのおかげで達成できた。本当にうれしい。それと同時に、ここで立ち止まりたくない。僕はまだ若いんだ。グランドスラムの準々決勝は2度目のこと。若い頃から成長して、ケガなどの困難を乗り越えたことを考えると、うれしい。でも今は準決勝に進みたいという気持ちが強い。次のウインブルドンは簡単な大会ではないが、そこでも勝ち進みたい」(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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