ジダンセクの進撃を阻止したパブリウチェンコワがグランドスラム出場52大会目にして初優勝に王手 [フレンチ・オープン]

写真はアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、第31シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)がノーシードから勝ち上がってきたタマラ・ジダンセク(スロベニア)を7-5 6-3で下してグランドスラム出場52大会目にして初優勝に王手をかけた。試合時間は1時間34分。

 ロラン・ギャロスに14年連続出場となる29歳のパブリウチェンコワは、2011年のベスト8がこれまでの最高成績だった。秋に開催された昨年は、2回戦でカテリーナ・シニアコバ(チェコ)に3-6 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初対戦。世界ランク自己最高56位のジダンセクはツアー大会のシングルスでタイトルを獲得したことがなく、グランドスラム大会では3度の2回戦進出がこれまでの最高成績だった。

 今大会でのパブリウチェンコワは1回戦でクリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)を6-4 6-0で、2回戦でアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-2 6-3で、3回戦で第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-4 2-6 6-0で、4回戦で第15シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を7-5 3-6 6-2で、準々決勝では第21シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)を6-7(2) 6-2 9-7で破って初のグランドスラム4強入りを決めていた。

 パブリウチェンコワは決勝の舞台で、第17シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)とノーシードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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