どちらが勝っても新チャンピオン誕生の女子決勝はクレイチコバがパブリウチェンコワから第1セットを先取 [フレンチ・オープン]

写真はバーボラ・クレイチコバ(チェコ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス決勝で、第31シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)とノーシードから勝ち上がってきたバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が対戦し、第1セットはクレイチコバが6-1で先取した。

 両者がシングルスで対戦するのは、今回が初めてとなる。どちらが勝者となっても、6年連続でグランドスラム新チャンピオンが誕生することになる。

 ロラン・ギャロスに14年連続出場となる29歳のパブリウチェンコワは、2011年のベスト8がこれまでの最高成績だった。10代からトップクラスで活躍してきたパブリウチェンコワは実にグランドスラム出場52大会目で決勝の舞台にたどり着き、もし勝てば2015年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を制したロベルタ・ビンチ(イタリア)の44大会を抜く女子の最長記録更新となる。

 元ダブルス世界1位で2018年大会ではカテリーナ・シニアコバ(チェコ)とのダブルスでタイトルを獲得している25歳のクレイチコバは、秋に開催された2020年全仏で四大大会シングルスでの最高成績となるベスト16をマークしていた。大会前週に行われたストラスブール(WTA250/クレーコート)でツアー初優勝を飾ったクレイチコバは、キャリア最長となるマッチ11連勝でこの決勝を迎えている。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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