「膝の負担を考え4日間休憩した」ウインブルドンに備えるフェデラー [ノベンティ・オープン]

写真はロジャー・フェデラー(スイス)(Getty Images)


 フレンチ・オープン4回戦を棄権したあとドイツのハレに移動してグラスコートシーズンに備えるロジャー・フェデラー(スイス)。6月14日に予定されている1回戦の前に記者会見で話した。

「ハレに戻ってこれてうれしい。初めて出場して20回目くらいかな。グラスコートでの練習はいつも楽しい。自然体でいられる。昨日の練習ではあまり動かずにボールを打つのみだった。まだフレンチ・オープンの疲れが残っているんだ。月曜日の試合に向けて準備している。やっぱりグラスコートは最高だ」

 伝統のグラスコートに敬意を表している。
 
「グラスコートでのプレーは大好きだ。17歳までは経験がなかったが、テニスの伝統のサーフェスとも言える。3つのグランドスラム大会が昔はグラスコートで行われていたのだから。今は2つがハードで残り2つがクレーとグラスになったが、グラスコートシーズンはテニスの長い歴史の中で行われてきた」

  ウインブルドンを戦う準備を整えている。

「ウインブルドンは自分が求めていたものをすべて与えてくれた。そこで勝つことが夢だった。ハレはウインブルドンの前に大きな自信をもたらしてくれる。ウインブルドンで勝てるんだとね。シーズンの真ん中で状態もいい時期にくる。シーズンの最初で疲れていることもなく、いつもピークで迎えられる」

 ロラン・ギャロスでの試合は大きな意味があるものだった。

「フィジカルはOKだ。ロラン・ギャロスでの試合では感触はよかった。試合開始時間も1時35分、2時35分、3時35分と異なり、相手もかなり特徴が異なる相手だった。マリン・チリッチ(クロアチア)との対戦では下がり気味みなるし、デニス・イストミン(カザフスタン)との対戦では前目のポジションでプレーできた」

 膝への負担を考慮して棄権した。
 
「これからどんなフィーリングに変わるか分からない。まだこなした試合数は少ないから。全体的にはプレーが悪くなかった。膝に負担をかけたから、少し休憩が必要だった。昨日は、ロラン・ギャロス以来初めてコートに立ったんだ。4日間は休みを取って、昨日は30分だけボールを打った。体はもうリカバーした。膝は特にプラスアルファのケアを必要としている。今日、明日の練習では強度を上げて、試合に備えるつもりだ。クレーからグラスへのトランジションは必要なもので、ポジティブなものがある。トレーニングでも強度を上げているが、何より大事なのは怪我を繰り返さないことだ」

 3月のドーハでの復帰は予定よりだいぶ遅かった。

「3月にドーハで復帰したのはよかった。カムバックには早かったがいい時期だった。ドーハでプレーしていなければクレーコートでもっと早い段階でプレーしていただろう。その前にハードコートでできたのはよかった。ドーハでは誰にも期待されることのない中、2試合ができた。この半年のスケジュールは予定よりも遅くなってしまった。できればもっと早く復帰したかった。2度の手術を受けた訳で、でもすべての動きに慎重にならざるを得なかった」

  グラスコートでも試合数をこなしたいようだ。

「今はついに自分にとってシーズンのスタートになればいい。グラスコートでは誰が勝ってもおかしくない。シーズンは短い。1回戦敗退が続いて終わることもあり得るし、試合をたくさんできる可能性もある。できれば試合を多く重ねたい。ここまでの復帰プログラムに満足している」

  グラスコートに慣れるための時間は必要ない。

「フレンチ・オープンでプレーして、ここでは30分だけしか打ってないけど、ハレでの1回戦は何度も経験した。基本的にグラスコートに慣れるための時間は必要ないと感じている。今年はまだ復帰時期だから少し違うかもしれない」

 グラスコートではクリエイティブであることが必要だという。
 
「昨日、コーチと打ち合ったとき、“グラスコートでは本当に綺麗にボールを打てるな“と言われた。実際、凄く簡単に打てるんだ。すべてのプレー、スライドの動き、スライス、早めにボールをとらえるといったことは他の選手にとっては適応が難しいのかもしれないけど、自分には簡単にできている。その意味でいいサーフェスだ。クリエイティブでなければならない。体の準備ができていないといけない。腿裏や関節に多少負担はくる。1日あれば、十分だろう」(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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