ティームも東京オリンピック欠場へ「東京でベストを尽くす準備ができていない」
ラファエル・ナダル(スペイン)と大坂なおみ(日清食品)がウインブルドン欠場を決め、最古のグランドスラム大会はテニス界最大のスター2人を抜きにして行われることになった。
オールイングランド・クラブで2度優勝しているナダルは木曜日にいくつかのSNSへの投稿を通し、「自分の身体に耳を傾けた」あと休みを取って回復を図るため東京オリンピックも欠場するだろうと発表した。
一方で大坂の代理人であるスチュアート・デグッド氏は木曜日、電子メールを通して「大坂はウインブルドンをスキップしたあと東京オリンピックでプレーする予定」だと明かした。
それに続いて2020年USオープン優勝者のドミニク・ティーム(オーストリア)は同日に自身のツイッターを更新し、東京オリンピックに出場しない意向を表明した。
ティームはツイッターを通し、「東京でベストを尽くす準備ができていない」と説明した。
2020年に新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより第二次世界大戦以来となる中止を強いられたウインブルドンは6月28日に開幕し、1年延期となっていた東京オリンピックのテニス競技は7月24日から始まる予定になっている。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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